小金井市、武蔵小金井駅すぐの歯医者「小金井歯科」の「咬み合わせ」のページです。

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咬み合わせ

Occlusion

定期的なチェックを~咬み合わせ~

お口を正しく機能させるために重要となるのが、咬み合わせです。咬み合わせは日々変化しているため、定期的にチェックし、変化が見られたら適切な対処をとることが必要です。

小金井市、武蔵小金井駅すぐの歯医者「小金井歯科」では、咬み合わせを重視した診療を行っています。「顎が痛い」「しっかり咬めない」といったことでお悩みなら、一度当院までご相談ください。

咬み合わせの重要性

咬み合わせは、お口だけの問題ではなく全身の健康と深く関わっており、もし乱れがあれば全身に悪影響を与えることがわかっています。こちらでは、咬み合わせと全身との関係についてご紹介します。

顎関節との関係

顎関節との関係

咬み合わせに問題があると、咬むときに顎関節にかかる力のバランスが崩れ、それによって「顎関節症」を引き起こすことがあります。顎関節症とは、口を大きく開けられなくなったり、顎がカクカク鳴ったりするほか、硬い物をしっかり咬めなくなるといった症状が現れる病気です。

また顎関節は、咀しゃくなど複雑な顎の動きを司っているため、もし不具合が生じるとつながっている筋肉や脳、さらには全身にも悪影響を与えてしまいます。

認知症・アルツハイマーとの関係

認知症・アルツハイマーとの関係

日本における「平均寿命」は、厚生労働省による2014年の調査で84歳となっています。しかしこれに対し、人が自立して健康に生活できる年齢を表す「健康寿命」は72歳という結果が出ています。日本国内での認知症患者の数は、2013年に462万人。このうち67.6%はアルツハイマー型認知症だといわれています。

また、自分の歯が19本以下で入れ歯を使ってない人は、自分の歯が20本以上ある、あるいは入れ歯を使って咬み合わせを安定している人に比べて、認知症になる割合が1.9倍も多いことがわかっており、さらに、歯が少ない高齢者は20本以上の歯を持つ高齢者に比べて転倒しやすいこともわかっています。

あるラットを用いた研究では、アルツハイマー病の原因となる物質であるタンパク質「アミロイドβ(ベータ)」が、咬み合わせ異常によって脳の「海馬」という部分で増殖することがわかりました。また咬み合わせの乱れは、脳内にストレスを生じさせたり、神経細胞を減少させたりすることも確認されています。

こうした研究結果から、咬み合わせとアルツハイマー・認知症には強い関係性があり、咬み合わせを改善することで、アルツハイマー病の予防・治療になると考えられています。

顔貌との関係

顔貌との関係

咬み合わせが乱れていると、咬む力が顎関節にかける力のバランスが悪くなり、口元や顎、顔つき、また方や全身にまでゆがみを招いたり、頭をずっと傾いた状態にしたりすることがわかっています。こういったゆがみは、肩こりや頭痛といった全身症状につながることがあるのです。

中には、原因不明の頭痛や肩こりで悩まれていた方が、咬み合わせ治療を受けたことで症状が改善されたというケースもあります。

姿勢との関係

姿勢との関係

咬み合わせの乱れは顎や顔つき、全身の姿勢のゆがみにもつながることがあります。ゆがみが長く続くと、筋肉や骨格自体を変形させ、全身に傾きをもたらしてしまいます。そうなった身体は、咬み合わせを改善してももとに戻せなくなってしまうのです。

また正しい姿勢は全身の調和をもたらし、スポーツの際のパフォーマンスの向上につながります。逆に姿勢に問題があれば、本来の力を発揮できなくなってしまいます。よりよいパフォーマンスのためには、咬み合わせを改善し、正しい姿勢を手に入れることが重要になるのです。

顎関節症の治療

顎関節症の治療

「口を開け閉めするとカクカク音が鳴る」「口を大きく開けられない」「顎が痛む」といった症状がある場合、顎関節症かもしれません。顎関節症は、咬み合わせの乱れによって顎の骨に負担がかかることで発症します。放置すれば肩こりや頭痛につながることもあり、早めの適切な対処が必要です。当院では、スプリントとマニュピレーションによる顎関節症の治療を行っています。